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Kubuntu 7.10 - Gutsy Gibbon On the Streets

10月18日

※ この文章は http://kubuntu.org/announcements/7.10-release.php を日本語に翻訳したものです。

はじめに

Kubuntu 7.10によって怒りっぽさ(feistiness)はなくなり、これ以上ないくらい元気(gutsiest)になりました。デスクトップ環境の改善や、アプリケーションのアップデート、使い勝手の良い機能の増加は数々の驚きを与えてくれるでしょう。Kubuntu 7.10(コードネームGutsy Gibbon)の目標は、以前のリリースによってもたらされた「とげ(edge)」や「攻撃性(feistiness)」を取り除き、より安全で安定なデスクトップ環境を作成し、KDEベースの完璧なオペレーティングシステムになるための道を歩みつづけることでした。開発チームはこの目標を達成することができました。そして新しくリリースできることを大変うれしく思います。ぜひ、Kubuntu 7.10を体験してください。

次のサイトでスクリーンショット集を閲覧できます:LinuxQuestions Kubuntu Screenshots


Kubuntu 7.10をダウンロードするには:

Kubuntu 7.10での新機能

KDE 3.5.8


KDE 3.5.8

強力なデスクトップ環境であるKDE(K Desktop Environment)は、技術的に優れているKubuntuに、使いやすさや現代的な機能、すばらしいグラフィカルデザインをもたらしてくれます。Kubuntu 7.10では、今週初めにリリースされたばかりの最新の安定版3.5.8が利用されています。


Dolphin ファイルマネージャ


Dolphin ファイルマネージャ

DolphinはKDEでファイルシステムを素早く閲覧するためのファイルマネージャで、Kubuntu 7.10では標準のファイルマネージャとなりました。DolphinはKonquerorを置き換えるものではありませんが、ファイルマネージャとしてはDolphinのみが利用できます。Dolphinの主な機能:ファイルシステム中の位置関係を素早く把握するナビゲーションバー、それぞれのフォルダごとで設定できるプロパティの表示、ビューの分割、「元に戻す(undo)」と「やり直す(redo)」機能、複数の選択ファイルの名前を一度に簡単に変更する機能


制限付きドライバの管理


制限付きドライバの管理

Ubuntuと同じ「制限付きドライバの管理」が導入されました。これは、ハードウェアに必要だけれども自由に配布することのできないドライバを簡単にインストールするアプリケーションです。そのようなドライバとしては、NVIDIAの3Dグラフィックスドライバ、ATIの3Dグラフィックスドライバ、Broadcomの無線ネットワークドライバなどがあります。これらのドライバは簡単にインストールできますが、Kubuntuコミュニティとしてはこのような自由でないソフトウェアを公式にはサポートしていません。もし問題が生じた場合でも、ドライバの製造元からのみ修正版を受け取ることができます。



オフィスソフト


OpenOffice.org

Kubuntu 7.10では、他のオフィスソフトと同等の機能をもったオープンソースのオフィスソフトであるOpenOffice.org 2.3を利用できます。以下のアプリケーションが含まれています:Writerと呼ばれる必要な機能がすべて揃ったワープロアプリケーション、Calcと呼ばれる高機能な表計算アプリケーション、Impressと呼ばれる効果的でマルチメディアなプレゼンテーションを作成できるアプリケーション。OpenOffice.orgは、他の有名なオフィスソフトとの互換性も持っています。

より軽量なKOfficeも簡単にインストールすることができます。これには、Kexiというデータベース管理アプリケーションや、Kritaという画像編集アプリケーションなどが含まれています。


個人情報管理(PIM)のエンタープライズ版


Kontact

Kontactは、PIMアプリケーション一式を一つの環境に統合するソフトウェアです。Kubuntu 7.10では、Kontactのより高機能なエンタープライズ版が導入されています。


デスクトップ検索Strigi


Strigi

デスクトップ検索Strigiを使えば、簡単にファイルを探すことができます。ウェブインターフェースを用いて検索したり、(ユーティリティメニューから利用できる)アプレットから簡単にアクセスできます。


.debパッケージファイルの操作


GDebi KDE

Kubuntu 7.10の新機能の一つに、サードパーティが用意したAPTパッケージを管理するためのKDEフロントエンドがあります。GDebi KDEを使えば、Debianパッケージ(.debファイル)をクリックするだけで簡単にインストールできます。わずらわしいコマンドラインを利用する必要もありませんし、やっかいな依存関係もGDebi KDEが解決してくれます。利用方法はとても簡単で、パッケージをダウンロードしたディレクトリに移動し、そのファイルをクリックするだけです。インストールが開始し、新しいアプリケーションを利用できるようになります。


KDE 4 Beta 3


KDE 4 Beta 3

KDEコミュニティからもたらされる最大のアップデートであるKDE 4は、Kubuntu 7.10では今のところUniverseレポジトリにあります。Kubuntu 7.10の前日にリリースされたばかりのKDE 4のベータ3を利用することができます。まだ開発者のみが利用することを推奨しますし、とても不安定であることを心にとどめておいてください。しかしながら、使い勝手は大きく向上しています。もしデスクトップ環境の未来に興味があるのなら、KDE4のベータ3を試してみてください。インストールと設定方法については、次のサイトを確認してください:KDE 4 Beta 3 release notes page


WinFOSS - Windows Free Software


WinFOSS - Windowsにも使えるフリーソフトウェア

Kubuntuを使ったり、Desktop CDやDVDからKubuntuをインストールするだけでなく、Microsoft Windowsにも人気のあるフリー/オープンソースソフトウェア(FOSS)をインストールすることができます。これらのソフトウェアの利点は、無料であり、修正や複製・配布を自由にできるということです。以下のアプリケーションが提供されます:高機能なデスクトップパブリッシング(DTP)ソフトウェア「Scribus」、安全で高速なウェブブラウザ「Mozilla Firefox」、必要な機能の揃ったメールクライアント「Mozilla Thunderbird」


ローカライゼーション

https://launchpad.net/distros/ubuntu/feisty/+translations

  • 言語パックのインストールはKDEの言語設定に統合されました
  • ラテン言語以外のインプットメソッドが自動で設定されるようになりました
  • Rosettaで翻訳されたメニューアイテムなどが素早く言語パックに統合されるようになりました
  • 文書の翻訳開始が遅かったので、Kubuntuドキュメンテーションの翻訳は近いうちにアップデートされるでしょう

サーバ

Ubuntuのサーバ版は、これまでのシンプルで一般的なLinuxサーバを設置するという考えを基に、機能的な改善を行っています。主な仮想化技術への対応を優先的に行いました。Intel VTやAMD-V拡張が使えるx86では、KVM(Kernel-based Virtual Machine)のサポートによってカーネルに修正を加えることなく複数の仮想マシンを動かせるようになりました。それぞれの仮想マシンは、ネットワークカードやディスク、グラフィックアダプタなどのプライベートな仮想化ハードウェアを持っています。VMWareでのパフォーマンスを最適化するVMIもサポートされるようになりました。UbuntuのSever CDと同様に、Kubuntu DVDからでもサーバパッケージをインストールすることができます。

裏方とQtの新しい言語


Jambi

今回のリリースにおいて開発者にとっての新機能は、二つのQtフレームワークが追加されたことです。QyotoはMonoに適したC#用フレームワークであり、JambiはJava向けのフレームワークです。Qt Rubyと、お気に入りのPython Qtの最新版も提供されています。

  • Linux 2.6.22
  • GCC 4.2
  • X.org 7.2
  • Python 2.5


ダウンロード

http://www.kubuntu.org/download.php
できる限りBitTorrentを利用してダウンロードしてください - torrentファイル(.torrent)はダウンロードページの中にありますので、それを利用してください。

CD

Kubuntuには二種類のCDが存在します:

  • Desktop CD:コンピュータに変更を加えることなくKubuntuを試すことができます。また、このCDを用いてインストールすることもできます。こちらはより一般的なCDイメージで、初心者でも簡単にインストールすることができるでしょう。このCDからインストールするには、少なくとも384MBのメモリと、ハードディスクに3GBの空き容量が必要です。
  • Alternate CD:Kubuntuのカスタムインストールを行えます。自動でインストールを行いたい場合や、ネットワークに接続できない環境で古いバージョンからアップグレードしたい場合、LVMやRAIDパーティションを利用したい場合、マスターブートレコード(MBR)以外にGRUB(ブートローダ)をインストールしたい場合、メモリが384MB以下の場合などにこのCDを利用してください。

それぞれのCDに対して、三種類のファイルが存在します:

  • ISO:CDイメージファイルで、ミラーサーバから直接ダウンロードします。
  • Torrent:Torrentファイルです。世界中でBitTorrentクライアントを利用している人と協調してダウンロードを行います。こちらを利用することを推奨しますし、サーバが混んでいるときは一般的にこちらを利用した方が速くダウンロードできます。
  • Jigdo:Jigsawダウンロードを行います。jigdoは簡単に言うと、インターネット越しに巨大なファイルを簡単に配布できるように設計されたツールです。

正しくCDイメージをダウンロードできたのなら、CDに焼く必要があります。CDイメージからCDを作成する方法については、次のサイトを参照してください:https://help.ubuntu.com/community/BurningIsoHowto


7.04 (Feisty)からのアップグレード

Ubuntu 7.04 ("Feisty Fawn")からUbuntu 7.10 ("Gutsy Gibbon")へのみ、直接アップグレードできます


Feistyをアップグレードする方法

次のサイトに手順に関するスクリーンショットがあります:http://www.kubuntu.org/~jriddell/kubuntu-upgrade

  1. KMenu -> システム -> Adept Manager (Manage Packages)から、Adept Managerを開きます。
  2. Adept -> Manage Repositoriesに移動します。
  3. "Recommended updates"と"Pre release updates"を有効にし、閉じるを押して再読み込みをします。
  4. Full Upgradeボタンを押してください。
  5. Apply Changesボタンを押してください。
  6. すべてのパッケージがインストールされたら、一度Adept Mangerを終了してください(Adept -> Quit)。
  7. Alt+F2を押して、kdesu "adept_manager --version-upgrade"と入力してください。
  8. AdeptのVersion Upgradeボタンを押してください。


フィードバックとサポート

Kubuntuの次のバージョンを作成するためのフィードバックと貢献者を求めています。

次のサイトにコメントを残してください:https://wiki.kubuntu.org/KubuntuGutsyComments

既知の問題は、次のサイトで見つかります:http://www.ubuntu.com/getubuntu/releasenotes/710。特にKopeteが落ちる問題の詳細と解決方法が載っています。

不具合などはLunchpadで報告してください:

質問がある場合は、以下のサイトで尋ねてみてください:

Kubuntuチームへの参加に興味があるなら、次のサイトを訪れてください:https://wiki.kubuntu.org/HelpingKubuntu

さらなる情報を得るには

Kunbutuについてのさらなる情報を得るには、次のウェブサイトを訪れてください:http://www.kubuntu.org